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    ブログ!新鮮と美味しさのテイスティ・モーサルズ
    今日1日の出来事。 美味しい食材や料理、そしてレストランの紹介の他、 新鮮で美味しく届けるための世界的・日本最新技術やその設備について、体験したこと、豆知識といった情報をお届けします。
    歴史ある伯耆の国の大山散策と大山そば・大山おこわ ②
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    大山寺散策で訪れたのは朝霧山荘。

    朝霧山荘は、大山そばや大山おこわを食べられる
    大山観光の旅館として有名なお店。

    1Fの店内は、地元作家の陶器や暖かい肌合いの作品が並び
    新鮮な山の幸を使った摘草料理、
    そして素材にこだわった手打ちそばが味わえます。

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    大山そばは、約800程前、大山寺を代表する学僧の一人、基好上人が
    そば作りを広めたことに端を発します。

    基好上人は、時の天皇の前で蓑笠のままで秘法を修し、
    天皇のご病気を治して「蓑笠の秘法」を伝えたとされていますが、
    牛馬守護の守札を施与して、
    博労座(ばくろうざ)牛馬市の元を作られたとと言いわれています。
    ※博労とは牛馬の取引の仲介者の意。

    平安時代、都大路の粛々と進む牛車(ぎっしゃ)の牛は、
    大山で育ったものと言われ、
    大山の一帯は、日本屈指の牛馬の育成地と言われていました。

    大山博労座牛馬市は、徳川八代将軍吉宗の頃、1726(享保11年)、
    大山の祭日を期して牛馬市を開いたのが起源とされ、
    江戸時代から定期的に牛馬市が開かれていました。

    大山寺の古くからの厚い牛馬信仰や
    西日本有数の霊場として特別に保護されていたこと、
    馬の餌と場所に不自由しない広大な草原が広がり、
    たたら製鉄の輸送手段として牛馬が不可欠のため近隣で
    牧畜が盛んだったということで
    1884(明治17年)博労座牛馬市の取引が12,000頭に及び
    最盛期の明治36年頃には年5回も市が開催され、
    日本三大牛馬市のひとつで、
    西日本一と言われるほど盛大な牛馬市となりました。

    日本三大牛馬市とは「大山博労座」の他、
    広島の「久井の牛馬市」、福島「白河の馬市」、大分の杵築「若宮の市」
    の4市場の組合せで、大山博労座はどの説にも含まれています。

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    大山寺境内にある牛の銅像「宝牛(別名 撫牛)」は、
    牛の霊を慰めるために牛の鼻ぐりの銅を鋳造してつくられたものです。
    一つだけ願いを込めてこの牛を撫でると願いが成就すると言われています。

    広大な大山の裾野では牛馬の放牧やそば作りを奨励。
    それ以来、大山一帯ではそば作りが盛んに行われる様になり、
    しかも製法が甘皮までたっぷり挽き込んだ
    黒い色と素朴な味が人気を呼んで、
    大山の牛馬市に集まった人達にもてはやされ、
    大山そばとして有名になっていきます。

    ちなみに、牛馬市は、和牛の飼養方法、利用方法、
    鉄道・道路の交通の便の発達など
    交通手段の変化とともに家畜市場の立地条件も昭和初期に急激に変化し、
    それまで山間生産地に立地していた市場は、
    鉄道や船による交通の要点に移動するようになっていきます。
    生産地帯にあって繁栄した牛馬市も漸次衰微し、
    日本一を誇った大山牛馬市も高梁市場や尾道市場にとってかわられて
    1937(昭和12年)には博労座牛馬市廃止されます。

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    朝霧山荘の大山そば
     大山山麓産のそばを製粉業者さんで挽いてもらい、
     大山の名水を使った古くから伝わる玄手打ちそば。
     大山そばには、たんぱく質、脂肪、ビタミンB、ルチン等の
     栄養素が多量に含まれていると言われています。
     独特な鰹ダシの効いたそばつゆは、カツオ節の香りが際立ち、
     ちょっと濃い口でほんのり甘味を感じる関西に近い味付け。
     薬味は海苔、ネギ、練り山葵。そば湯は軽め。
     お蕎麦はつるっとした食感。

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    また、大山おこわの由来は、
    昔、この地では春大山、秋大山、と呼ばれる例大祭がたいそう盛んで、
    日本三大牛馬市の一つと言われた牛馬市も開かれ当時は大変賑わいました。

    年に数回しか白米を食べることが許されなかったこの時代何十キロも歩いて
    お参りする人々の間ではこの例大祭の日に野菜や山菜を入れた
    簡単でしかも腹持ちのよい弁当として「味おこわ」が大流行します。

    これが「大山おこわ」と呼ばれました。

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    朝霧山荘の大山おこわ
     自家採取した季節の山菜をふんだんに用いて
     独特の味付けで 大山おこわを再現。
     大山の山の幸たっぷりのモチモチした美味しいおこわです。


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