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    ブログ!新鮮と美味しさのテイスティ・モーサルズ
    今日1日の出来事。 美味しい食材や料理、そしてレストランの紹介の他、 新鮮で美味しく届けるための世界的・日本最新技術やその設備について、体験したこと、豆知識といった情報をお届けします。
    日本五大名飯「深川めし」本家の割烹「みや古」と深川散歩。
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    日本五大名飯とういうのをご存知でしょうか。

    昭和14年の宮内庁の全国郷土料理調査において、
    日本の代表的な郷土料理として選ばれた日本五大名飯は、
    東京都深川の深川めし、岐阜県の「サヨリめし」、
    島根県津和野町の「うずめめし」、埼玉県小川町の「忠七めし」、
    大阪難波の「かやくめし」。

    深川めしは江東区深川で生まれた人気の郷土料理です。
    深川めしの原型は、江戸時代の漁師の船上料理。
    握り寿司や蕎麦など日本のファストフードが生まれた江戸時代、
    それを受け継いだ深川めしは、アサリと長ねぎで味噌汁をつくり、
    丼のご飯にかけて、忙しい仕事の合間に
    さっと豪快にかき込むというもの。

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    今回、森下の商店街から離れ、落ち着いた場所にある
    深川めしの本家、割烹「みや古」に行ってきました。
    深川めしを復活させた元祖です。
    このお店、深川めしと深川鍋が有名で、
    創業は大正13(1924)年から80年。

    割烹みや古の初代は大工。
    家が娘3人で、大工は継がせられないということで
    日銭の入る食べ物屋でもと天ぷら屋を始めます。

    2代目の春義氏が、全国の板前修業で考えついたのが
    郷土料理の深川めしの改良版で
    汁掛けめしから、アサリの炊き込みご飯。

    現在、当主は女将、谷口栄子女史で3代目。
    4代目の英司氏は板場で修業中。

    このお店のもうひとつの名物で、深川鍋。
    かつて江戸前のアサリがふんだんにとれた深川。
    そのとれたてのアサリのむき身を、
    ネギ、油揚げといっしょに味噌で煮たのが深川鍋です。
    庶民的な江戸風のアサリ鍋で、
    鬼の平蔵も好んだと言われています。

    残念ながら、今回お昼でお伺いし、
    深川鍋は夜のみです。

    今回いただいたのは

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    キリンラガービール・大瓶

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    にしんの酢漬け
     会津料理。

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    深天セット

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    もずく酢。

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    筍、ワラビ、油揚げ、鰹節の煮物。

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    天ぷら
     海老、メゴチ、ナス、獅子唐。

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    深川めし。炊き込み。
     湯でコブダシをとり、塩、醤油、酒、味醂で味付けして、
     まずアサリ、ネギ、油揚げを入れ2~3分煮てザルにあげ
     その煮汁でご飯を炊き、炊きあがりに
     ザルの具をさっと混ぜて作るそうです。
     新潟特産の竹わっぱに盛られた深川めしは、
     磯の香りで食欲をそそります。

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    お新香

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    味噌汁.
     ふ、イワシのつみれ汁。
     香りのある七味が入って美味しい。

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    あさりの土手焼。
     卵黄。昆布が一枚敷いてあります。
     ネギ、かつお、生姜が入って濃口のみそ味。
     松の実やクコの実が入ってます。

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    しらす酒。
     タタミイワシを炙ってひれ酒のように飲む酒。
     ひれ酒ほど濃厚な香りではないが、
     ほのかにイワシのほのかな香りを楽しめる。
     下町っぽくって良い熱燗。
     アサリの土手焼の下敷き昆布を肴に飲みました。


    割烹「みや古」で食事を終えて、深川近辺を散策しました。

    まず行ったのは松平定信の墓のある霊巌寺。

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    この霊巌寺にある墓は、昭和3年(1928)に国の史跡に指定され、
    同じ敷地内には、松平定信の夫人の墓もあります。

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    *松平定信の墓

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    *松平定信夫人の墓

    松平定信は、宝暦8年(17585)8代将軍徳川吉宗の孫、
    白河藩主、田安宗武の子として江戸城内にて生まれます。

    徳川幕府八代将軍吉宗は、将軍家に世継がない時のために、
    田安家・一橋家・清水家の御三家を立てられました。
    当時、10代将軍家治公には世継がなかったため、
    次期11代将軍と見られていました。
    しかし、17歳の時、老中田沼意次の策略により、
    白河城主松平定邦公の一人娘峯子姫の婿養子に定められ、
    19歳で結婚し、田安家より松平定邦の養子となります。

    そして天明3年(1783)、26歳で定邦公に替わって家督相続し、
    陸奥白河11万石(福島県)の藩主となります。

    この頃、天明の大飢饉で、奥羽諸藩多くの餓死者を出しました。
    定信は緊急に関西地方に使者を出して食糧を輸入し、
    白河藩領民に配り、領内だけは餓死者をひとりも出しませんでした。

    殖産では、養蚕の普及、植林、製紙、製陶、たらの設置など
    自給自足の基盤を確立。文化では、日本最初の公園の南湖の築庭、
    白河の関の検証、集古十種、花月草紙等、
    そして、著書も百八十二冊と多く、郷学校敷教舎、藩校立教館の設置等、
    教育にも意を尽くします。

    朱子学者でもあり、「花月草紙」、「宇下の人言」、「国本論」、
    「修身録」などの著書もございます。

    ちなみに日本最初の公園の南湖には白河楽翁公(定信)を祭る
    南湖神社があり、出世大明神・学業成就・商売繁盛・除災開運・
    交通安全・縁結びの神として古くより信仰されています。
    現在は、文部省より史蹟名勝地に指定され、
    かつ福島県立自然公園でもあり、山紫水明の公園であります。

    定信は築庭にもすぐれた才能を持ち、金沢の兼六園や
    岡山の後楽園は公が命名した公園でです。

    定信の藩政は、「政者正也」を理念として行い、
    名君として領民の崇敬を受けました。

    結局、11代将軍には一橋家より家斉公がなりました。
    そして定信の白河藩での善政が認められて、将軍補佐役に抜擢されます。
    元々の血筋もあって、天明7年(1787)6月、30歳で幕府老中首座、
    今の内閣総理大臣の職に就き、歴史に残る寛政の改革を断行します。

    直ちに札差統制(旗本、御家人などの借金救済)や
    七分積立金(江戸市民の救済)などの新法を行い、
    町方入用を節約させ、不時の備蓄にあて、幕府体制の建て直しを
    計って、江戸の秩序回復に努めました。
    特に七分積金の制度は、後の明治の頃の東京府の公共事業にも
    とても役立ったそうです。

    寛政5年(1793)には老中を辞し、文化9年(1812)家督を定永にゆずって、
    白河楽翁(先憂後楽の意)号します。
    文化12年(1829)江戸にて歿し、深川霊巖寺に埋葬されたとのことです。 


    松平定信の墓のある霊巌寺に続いて散策したのが清澄庭園。

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    こちらの庭園は、泉水、、築山、枯山水を主体にした回遊式林泉庭園。
    江戸時代の大名庭園に用いられたこの造園手法が、
    明治時代の造園にも受けつがれ、
    清澄庭園によって近代的な完成をみたといわれています。

    この地の一部は江戸の豪商・紀伊國屋文左衛門の屋敷跡と言い伝えられ、
    享保年間(1716~1736年)には下総国関宿の城主久世大和守の下屋敷となり、
    その頃にある程度庭園が形づくられたようです。

    明治11年、三菱創始者の岩崎弥太郎が、荒廃していたこの邸地を買い取り、
    社員の慰安や貴賓を招待する場所として庭園造成を計画、
    明治13年に「深川親睦園」として竣工します。

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    弥太郎の没後も造園工事は進められ、隅田川の水を引いた大泉水を造り、
    周囲には全国から取り寄せた名石を配して、
    明治の庭園を代表する「回遊式林泉庭園」が完成しました。

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    清澄庭園は、関東大震災で大きな被害を受けましたが、
    この時災害時の避難場所としての役割を果たし、多数の人命を救います。
    岩崎家では、こうした庭園の持つ防災機能を重視し、
    翌大正13年破損の少なかった東側半分(現庭園部分)を公園用地として
    東京市に寄付し、今の清澄庭園になっていきます。

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    きれいな花、石、池を眺めながらの散歩は
    日頃の都会の喧騒を忘れさせてくれました。


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