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    ブログ!新鮮と美味しさのテイスティ・モーサルズ
    今日1日の出来事。 美味しい食材や料理、そしてレストランの紹介の他、 新鮮で美味しく届けるための世界的・日本最新技術やその設備について、体験したこと、豆知識といった情報をお届けします。
    歴史と魅力あふれる伯耆の国の大山散策と、赤碕港 ④
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    大山近くにはハイキングでも有名な場所で
    延々と約600mにもおよぶ屏風岩がそびえる断崖絶壁「船上山」があります。

    この辺り一帯には後醍醐天皇にまつわる数多くの逸話が残っています。

    この山は鎌倉時代末期の元弘3年(1333年)、執権北条氏によって
    隠岐島に流されていた後醍醐天皇が島を脱出、伯耆の国に上陸し、
    新政復活を誓って立てこもった山として知られています。

    後醍醐天皇を迎えた名和長年(なわながとし)は、
    天皇を擁して船上山に兵を挙げ、幕府方の兵を迎え撃ちます。

    やがて足利尊氏(あしかがたかうじ)らにより北条氏は滅亡、
    天皇は5月に船上山を出発して京都に帰還しますが
    この間80余日を船上山で過ごされたことから、
    山頂は船上山行宮跡(あんぐうあと)として国史跡に指定されています。

    また福岡県西光寺(さいこうじ)に伝わる梵鐘(ぼんしょう)(国宝)は、
    船上山にあったと考えられている伯者国金石寺の鐘が後に
    出雲大社に奉納され、その後も流転を続けたものと伝えられています。

    日本海を望んでは県下有数の漁港・赤碕港というのがあります。
    享保・寛政年間(1716~1789年)に築港の記録が残っている古くからの港で
    江戸時代の赤碕の港は、鳥取藩十湊(みなと)のひとつで
    藩政期には、船改めなどを行う船番所が設置されます。

    年貢米を納める藩倉(はんそう)・灘御蔵(なだおくら)が建ち並び、
    旧八橋郡のうち48ケ村の年貢米1万3千俵が収納されるとともに、
    港には大坂に廻送する千石船、北前船も多く係留されていました。

    鳥取県中部の倉吉市の産物やその原料、そして日用品等の移出入に
    赤碕港が使用されるなど商港としても発展し、
    赤碕は宿場町として、陸海の交通の要所として栄えました。

    幕末には異国船に備えた海岸防備のための
    赤碕台場(砲台)も造られました。

    文政2年(1819年)、朝鮮国江原道平海州を出た商船が冬の日本海で遭難し、
    赤碕の沖合で漂流しているのを赤碕番所の役人が発見しています。
    この漂流朝鮮人を手厚く保護し、長崎を経由して本国に送り帰し、
    この地に漂着した韓国船を2度にわったて救助した史実が、
    今の鳥取県と韓国江原道の交流の礎となっています。

    現在の赤碕港はアゴの水揚げ量県内一(昨年約89t)を誇り、
    5月中旬から7月中旬にかけてアゴ漁に繰り出します。

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    道の駅、ポート赤碕内にある活魚・鮮魚直売センターでは
    赤碕港などで水揚げされた山陰沖の魚介類が30種類以上が揃います。
    県外の料理店からも仕入れに来るという場所です。

    ここで実家の夕飯用に角あごとニーナ貝を買って帰りました。

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    山陰や九州地方では飛び魚をアゴと呼びますが、
    名前の由来ははっきりしていませんが、
    「あごが外れるほどおいしい」などの説があります。
    身は弾力に富み、歯応えと濃いうま味が特徴です。

    各地で獲れるホソトビウオは頭部や
    体つきが丸いことから丸トビ(丸アゴ)と呼ばれ、
    頭部が角ばっているツクシトビウオを角トビ(角アゴ)と呼びます。
    ※太平洋側ではハマトビウオも角トビと呼ぶ場合もあります。

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    ニーナ貝は、地方のよってニナ、ビナ、シリタカ、シッタカ、
    カジメダマ、サンカクミナとも言います。ニ-ナとは巻貝を意味です。

    関東では市場に入荷してくるのは太平洋側のバテイラ、
    日本海側のオオコシダカガンガラの2種が、
    どちらもシッタカ(尻高)と呼ばれています。

    バテイラは磯の香りが濃い味ですが、ややあっさりしていて、
    塩ゆでして食べます。磯の塩が程よいので塩はほとんど要りませんが。

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    夕飯で食べたのは、

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    角アゴの刺身と山蕗の山椒煮(フキ)

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    角アゴのあら汁

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    えんどう豆の炒め物

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    ニーナ貝の塩茹

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    賀茂鶴


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