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    ブログ!新鮮と美味しさのテイスティ・モーサルズ
    今日1日の出来事。 美味しい食材や料理、そしてレストランの紹介の他、 新鮮で美味しく届けるための世界的・日本最新技術やその設備について、体験したこと、豆知識といった情報をお届けします。
    銀座のバーの草分け。文壇バー「ルパン」
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    銀座・みゆき通り路地裏の
    このアルセーヌ・ルパンに由来している名前のバーの
    創業は昭和3年(1928年)。

    銀座のバーの草分け的存在で、
    昭和の戦前戦後を経験した歴史ある落ち着きのあるお店です。

    新宿のゴールデン街と並び文化人が集う銀座のお店には
    クラブ「数寄屋橋」やバー「魔里」などがありますが
    ここ「ルパン」も文化人の溜まり場、文壇バーとしても有名で
    文藝春秋の創始者でもある菊池寛をはじめ、
    里見弴、泉鏡花、久米正雄、永井荷風、直木三十五、
    武田麟太郎、川端康成、大佛次郎、林芙美子、
    太宰治、織田作之助、坂口安吾、サトウ・サンペイ、
    小松左京、星新一、後藤明生など
    馴染みとしていたバーです。

    画壇では藤島武二、藤田嗣治、有島生馬、安井曽太郎、
    岩田専太郎、東郷青児、岡本太郎など、
    演劇界では、古川緑波、小山内薫、宇野重吉、滝沢修な
    どもしばしば訪れています。

    ちなみに太宰治は、靴を脱いで飲んでいたそうです。

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    ルパンの歴史は
    昭和3年(1928年)に英国調の
    インテリア・カフェとしてスタート。
    昭和10年(1935年)にバーになりました。
    今のヤチダモの1枚板のカウンターは
    その昭和10年(1935年)もの。

    昭和16年(1941年)の洋風店名の禁止で、
    「ルパン」から「麺包亭(ぱんてい)」と店名を変え、
    戦局を極めた昭和19年(1944年)には、
    政令により一斉休業になります。

    昭和20年(1945年)の銀座の大空襲で
    近隣は爆撃で焼野原となましたが、直撃を逃れ、
    昭和21年(1946年)にコーヒー店として再開。

    しかしながら空襲の爆風などの影響で老朽化したビルも
    建替問題が起こった昭和47年(1972年)に一時休業。
    そして昭和49年(1974年)に以前あった1階をやめて、
    地下だけのお店として営業再開します。

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    私自身が初めてこのお店に訪れたのは
    私が20年以上前の大学時代。
    知り合いに案内されて行きました。

    その当時、私の学生時代にしても
    ちょっと古めかしいですが
    お客様の中には「イデオロギー」なんて言葉も
    飛び出したりとかもしていました。

    当時から新聞社の方や東大などのドクター、
    丸の内の三菱系の大手会社の方で
    男性は40代・50代の方がとても多いお店でしたので
    その頃のことを考えると随分、
    背伸びしてたんだなって思います。

    その頃は、2代目の創業者である名物ママ高﨑雪子女史の弟の
    高崎武氏がマスターの頃、随分お世話になりました。
    今は、私も年齢的にもすんなり行けるお店になりました。

    懐かしくて今のマスターにご挨拶させていただきましたが
    残念ながら当時お世話になた2代目は
    既に平成20年(2008年)に85歳で他界。
    歩くのが困難になった3年ほど前まで
    カウンターに立ち続けられたそうです。

    今のマスター、3代目高崎龍彦氏は、
    私の大学時代当時の話に耳を傾けながら、
    とってもやさしく接していただきました。

    お店のメニューは、
    昔ながらの懐かしい洋酒場のメニューが多く、
    オイルサーディン、シーチキンとろ、
    ボイルド・ウィンナーソーセージなどがいただけます。

    人気のカクテルは、
    さっぱりとしていて甘酸っぱく口当たりの良い
    アプリコットブランデーとスロージンをシェークした
    「チャーリーチャップリン」。

    今回いただいたのは

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    ハートランド生ビール

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    ザ・マッカラン12年

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    ジャパンピクルス(お通し)
     キュウリの酢漬け
     ショウガが効いていてさっぱりと美味しいです。

    ご馳走様でした。


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